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家の劣化を防ぐには?

2020-07-03

こんにちは、BREEMHOMEの鬼頭です!(^^)!

「劣化を防ぐ」とは難しい表現ですが、簡単に言えば建物の耐久性、長持ちのことです。
品確法では建物の耐久性を3等級で区分しています。

例えば、

等級3では、

「構造矩体(くたい)が3世代(75~90年)もつ程度の対策」という表現を使っていますし、

等級2では、

「構造矩体(くたい)が2世代(50~60年)もつ程度の対策」とも説明されています。

ただ、この対策を全て行ったからといって現実に3世代90年近くも建物を持たせることは、

この規定にない木材の材種や施工レベル、金物のサビなどの影響や完成後の定期的なメンテナンスの

度合いによって変わってきますし、90年も何もせずに持つことはありえません。

しかし、少なくとも基準法レベルの建物よりは建物の耐久性が高くなり、

現在の最長のローン年数35年の寿命を全うできるような仕様となることは間違いありません。

現在の大手ハウスメーカーでは、最高レベルの等級3は当たり前になってきておりますし、

一般的な建売、建築条件付の建物でも等級2が当たり前です。
サポートサービスの事例を見ても、外壁がサイディングである建物の過半は、等級3をクリアしています。

サイディングであれば、ほとんどコストアップ無しで最高等級の3をクリアすることも容易ですが、

この等級を3にしたから、建物は勝手に3世代持つと考えるのはやはり無理があります。
家には、屋根や外壁の経年劣化、サッシの寿命、設備の老朽化など、メンテナンスが必要なものが数多くあります。

そのため、維持管理の等級も高くし、メンテナンスのしやすい平面プランをプロと一緒に考えておくことも大切なことです。
また、木材の樹種による耐久性の優劣や、多用される金物類のサビなどの影響についても改修コストを必ず考えておく必要があります。

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